思春期お絵描きブログ

趣味で小説やイラストを投稿させていただきます。<(_ _)>

狂い咲き!2「暑い太陽!」

7月の後半、夏休みが始まると麻斗は、午前中に宿題を適当にすませ、魚取り用のたもにバケツを自転車に待たがり午後は河原に行く日課に決めていたのだ。勉強嫌いで両親に何かと理由をつけて塾に行っていないので、夏休みはほとんど暇のかたまりのようなものだった。20分かけて河原の橋を自転車でこえると草の匂いがまじって一気に田舎のような風景に感じる!昼下がりの太陽はギラギラでぞうりで立ちこぎの麻斗の顔や身体は既に汗ばんでいた。


麻斗「暑い!ペットボトルにお茶でも入れてこればよかったかな!草からめっちゃ熱気くるし最悪だよ!(-_-)」


ぶつぶつ独り言を呟きながらも、麻斗は立ちこぎでシヤーッと太陽の熱風と向かい風にあたりながら、今日はどんな魚がとれるかな、とわくわくしている自分がいた。

狂い咲き!1「憩いの場所!」

ちょっと人見知り気質のある麻斗(あさと)は魚取りが大好き!今年5年生に進級したこともあり、普段は父と車で来ていた河原にひとり立ちしてみたいと思ってか、夏休みに入ると、ひとりで自転車に乗って川にいくようになる!

巻藁船!(尾張津島天王祭!)

7月の第4、土曜、日曜毎年行われるお祭りです!
なぜか、突然高2で自主退学をしてしまった少年、陽介がイタチの相棒、ウイスキーと一緒に電車で津島の天王川公園にやってきました!ウイスキーとゆう名前は陽介の父がお酒が好きで、たまたま買ってきた細長居ウイスキーのガラスびんがこのイタチの子の細長い立ち姿に似ているからとなんともあやふやな理由で名付けられた!アパートの庭に前から住みついていて何気に部屋に入ってきて、ウイスキーのびんと並んで立っていた時に目があったのが出会いだ!最初は警戒気味だったけど、すごく、人懐っこく、陽介とはすぐに仲良くなった!彼は、前のつばめの時の少年です!


日のひかりが茜色に染まるころ!船のまわりは人がまばらで少しはなれた場所から眺めている陽介たち!


陽介「ふう〜!暑い!ちょっと早くつきすぎたかな?でも、もう夕方だし、提灯づけ始まってるね!」


はしゃぎ過ぎのウイスキー!


ウイスキー「キウ〜!\(^o^)/」


鳴き声独特、笑顔満面です!