思春期お絵描きブログ

趣味で小説やイラストを投稿させていただきます。<(_ _)>

普通じゃねえから!2「災厄な1日だぜ!」

今朝、俺のクラスの担任が救急車で運ばれた!


人生ついてねえ日ってほんとついてねんだなあ〜!


昼下がりの神社の物置の上でくつろぎぼやいている龍太!龍太の憩いの場だ!不機嫌な顔してブツブツいっている彼ね様子を雀たちがちらちらと木々から伺っている。


龍太
「なんでだろうな!あれ、おっかしいなあ〜!なんでこうなったんだ〜!ちょっとふざけてやろうとおもっただけなのに、こんな大げさになるだなんてくそ〜!クラスのやつらも面白がって賛成してたくせに、俺だけ悪者になるなんておかしいじゃねえか!まあ実際言いだして行動したのは俺なんだけど、女子だって行動する男の子はかっこいいとかなんとか調子いい事言いやがって!結局ぶりっ子ばっかりで誰も味方してくれるやつもいなかったんだぜ〜!ひでえと思わねえか〜!あ〜〜、めっちゃむしゃくしゃする〜!おかげで授業が潰れて母ちゃんまで呼び出しくらって校長室で説教だぜ!パート忙しい中呼び出されて俺のせいでペコペコ頭下げてなんか俺めっちゃみじめだったわ〜!」


カラス
「かあ〜〜〜!」
まるでこっちがむしゃくしゃすると言わんばかりのカラスの不機嫌な鳴き声!縄張りを汚されて怒っているのか!


龍太
「うっせえな、ここは俺の憩いの場所なんだよ〜、文句あるならおまえがあっちいけよ!(# ゚Д゚)」


龍太はカラスに八つ当たりするように手に持っていた木の枝をカラスに投げつけた!


だが縄張りを汚されたとおもったカラスも相当気がたっていたのかふいにバサバサと龍太の顔にいきなり襲いかかってきた!つがいでいたらしくたぶん近くに巣があったのだろう!「痛え〜!」
龍太もびっくりして慌てて背後にあったランドセルをひっ掴むと思いっきり対抗するように振り回した。だがそのままどうようするように屋根から飛び降りてしまったためか運悪くお尻を打ってしまった!


Nナレーション、龍太も病院行きか〜!(*^_^*)

普通じゃねえから!1「風に舞い上がるセーラー服!」

なんだか急にいつも暗い話しや絵ばかりだったから思いっきり家族のドタバタコメディを描いてみたくなりました!なんとなく描いたけどこんな感じのキャラクターが浮かびました!高校1年生の小百合(さゆり)と小学3年生の悪ガキの龍太(りょうた)の姉弟です。


龍太
俺の家は年の離れた姉ちゃんがいてパート勤めの母ちゃんに酒好きで女癖の悪い父ちゃんがいる。偉そうなことは言えず、そうゆう俺はちょうがつくほどのお調子者の悪ガキなんだけどさ、学校ではしょっちゅう、いたずらして楽しんでるごく普通の少年盛りの人間だと思ってる。だからストレスもたまらないお気楽人間だと思うか?でも俺にもいろいろあるわけよ!さっきも言ったように家が貧しいのも原因かな!父ちゃんはその日暮らしの感じかたまに工事の仕事に出かけるかでかけないかで、ほぼ母ちゃんのパートで家は持ってる感じ!だから家のほとんどのものは節約でゲームもほとんど買ってもらえない。ランドセルは貰い物のお古だしさ!来てる服もリサイクルショップやバザーや貧しい人支援の中古ばかり。お姉ちゃんが生まれたときはまだ父も結構まともに働いて家を支えてたらしくて何かと安定してたらしい。いつのまに幸せの期限が過ぎたのか僕が生まれる前には父ちゃん母ちゃんも日々の喧嘩が多くなって最悪な状況だったみたい。父ちゃんは夜も飲みに歩くしそれは今にいたってもだけど!愛情不足っていうの!おかげで頭も顔も母ちゃんのストレスでお腹に栄養足んなくて生まれてきたっていう、満たされないっていうか・・・!姉ちゃんは結構まともな顔に生まれたのに俺って何かさえない中途半端な顔で生まれてきた感じする。コンプレックスっていうのか?難しいことはわかんねえけど、バカだからさ!だけど、そんな俺の強い願望が神様に通じたのかそれからしばらくして俺にも家族にも人生をひっくり返すような出来事がおきたわけよ!

刺のある華!6「地蔵になりたい!」

それからもずっと善治からこぼしたビールを目の敵にするみたいにひかるがすることなすことかまってきた!
いつもの事だと相手してたら疲れるとわかっていたひかるは床に散らばったもやしをすばやく手づかみで処理して雑巾で飛び散ったビールの後もふくと、流しにある皿をささっと洗ってこの場を去ろうとした!


だが、善治はお酒の酔が止まらずそんな態度を取るひかるに怒りを覚え「もったいない事するな!拾ったもんはちゃんと食え!」とか「洗剤つけ過ぎだわ馬鹿やろう!全然綺麗になっとらんだろ、これ〜!地蔵みたいに黙って突っ立っとんな!(# ゚Д゚)」少しでも汚れに気づくと、素手に洗い終わってワゴンにつまれていた皿やコップ等、何も言い返せないのをいいことに、ひかるの洗ってる最中の流しの器にぶちゃけてきたのだ!
頭をたたかれながら、ひかるも「僕も出来るなら地蔵になりたい!叩かれても痛くないから!」等ぶつぶつと心の中でとなりで荒れている怪物に言い返すが感情がたまり過ぎてきたのか、怒りとともに涙目になってくる!


母にずっと裏切られて最終的には他人の子供の自分を養うはめになってしまった。それから日々僕の顔を見るたびに憎しみを感じずにはいられない事!両親の何気ない複雑な事情を小学生の僕だけどそれでもある程度の仕打ちは覚悟して理解して受け入れて行きたいと思うのです。


だけどひかるも生身の人間でどうしても心のバランスが崩れると、本来の自分の顔が心から出てきてしまう!


いきなり善治をするどい視線でにらみつけたひかる!


ひかる「いい加減にしろ!」


ひかるの甲高く乾いた声がピチャピチャと滴りおちる流しにひびいた。