思春期お絵描きブログ

趣味で小説やイラストを投稿させていただきます。<(_ _)>

第2回「炎の中の怒り!」

イラスト小説「闇の住人たち!」の続きです。


第2回「炎の中の怒り!」


正男が後ろを振り向くとそこには、炎の海の中のような、真っ赤に燃えた光景が広がり、沢山の怪我をしたような人たちがうめき声をあげて正男に迫ってきた。血の気がひいたようなその青い顔の人達は、それぞれ「痛い~~~」、「熱い~~~」、「苦しい~~~」と叫ぶように助けを求めているように苦痛でゆがんだ表情を浮かべている。


大人に子供、お年寄りにみえる人まで多数の人間の表情が正男の目に飛び込んでくる。


血を流している人に泣き叫んでいる人の姿が正男の脳裏に容赦なく襲い掛かってきた。


正男は驚いたように、恐怖で、その様子をただ、錯覚でも観ているかのように冷や汗を流して立っている事しかできなかった。


だが、赤い炎の中の人達が眺めているだけの正男を恨めしそうにどんどん迫ってきてしがみつこうとしてきた。近づいてくると焦げとような焼けた香りが漂ってきて危うく理性を失いかけそうになった正男が、思わず「わあ~~~!」と叫んだ時、不意にエレベーターの扉が開き逃げるように走って階段を駆け上って行った。

悪霊退治(心霊!)

前回の続きです。


中3、郁巳(いくみ)の憂鬱は実にシンプルな発散方法で寝起きの悪い朝とかは、近くの公園で朝日を浴びながら運動することのようです。身体に取りついた悪霊は白煙となって郁巳の体内から逃げていきました。この運動は腹筋でしょうか、けんすいか何だったのか思い出せません。


心が憂鬱な時はカーテンを開けて朝日をあびるかジョギングなどの運動するとかで結構、身体は回復するとよく耳にします。♡(*^_^*)


郁巳


「うおおおおおおお~~~~~~~~っ!(# ゚Д゚)」


気合と根性ですね!頑張れ~~~!♡(*´▽`*)

憂鬱な朝!(心霊!)

前回の浩司(こうじ)に続いてハイキングから帰ってきてから、郁巳(いくみ)の身体にも異変のような現象が起きていたようです。。ふたりとも霊感体質が強いのかもしれません。霊は寝ている時に取りつきやすいと聞いた事がありまして、取りつかれると憂鬱な気分に襲われたり、何もしてないのに落ち込みやすくなったりといった症状が現れるそうです。


朝の憂鬱な寝起きの表情の郁巳(いくみ)も無表情でだいぶだるそうです。取りついた悪霊らしき霊たちが背後でせせら笑っています。


郁巳


「ああ~、身体だり~!(-_-)」


何度もいいますが、連続ホラー投稿ばかりで苦手な方には本当にすみません。<(_ _)>